歯医者の年収の中央値はいくら?年代や勤務先による違いも解説
歯医者という職業に「収入が高そう」というイメージを持つ人は少なくありませんが、実際の年収は勤務先やキャリアによって大きく異なります。
特に注目されるのが「年収の中央値」です。
これは平均値と異り全体の中間に位置する収入を示すため、実態に近い数字でよく参照されます。
厚生労働省の調査などを参考にすると、歯医者全体の年収の中央値はおおよそ700万円〜900万円程度とされています。
しかしこの数字は勤務先や経験年数、診療科目によって変動が大きいのが現状です。
たとえば開業医の場合、年収が1,000万円を超えるケースも珍しくありませんがその分経営コストや人件費もかかるため単純な手取りとは異なります。
一方で勤務医で歯科医院に勤める歯医者の場合は、経験年数が浅いと400万円台からスタートすることもありますが10年以上のキャリアを積むことで年収800万円以上に達することも可能です。
大学病院や公的機関に勤務する歯医者は安定性はあるものの年収の中央値は600万円前後とされ、一般開業医よりもやや低めに位置します。