インプラントの寿命はどれくらい?長持ちさせるためのセルフケア
インプラントの寿命は一概には言えませんが適切なメンテナンスとセルフケアを行えば10年から20年、あるいはそれ以上使い続けることも可能です。
インプラントは虫歯にはなりませんが歯周組織の病気である「インプラント周囲炎」にはかかる可能性があり、これが進行すると寿命を縮めてしまいます。
特にセルフケアが不十分な場合は天然歯と同様に炎症が起こり、最悪の場合はインプラントが抜け落ちてしまうこともあるため注意が必要です。
インプラントの寿命を伸ばすには、まず正しい歯磨きの習慣が欠かせません。
インプラントは天然歯よりも歯垢が付きやすいため専用の歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスなどを使って丁寧に清掃することが求められます。
半年に1回以上の定期的な歯科受診も不可欠です。
歯科医師によるプロフェッショナルケアでプラークや歯石を除去しインプラントの状態をチェックしてもらうことで、早期のトラブルを防ぐことができます。
喫煙や糖尿病といった生活習慣病もインプラントの寿命に悪影響を与える要因とされています。
血行不良や免疫力の低下はインプラント周囲の炎症リスクを高めるため、生活習慣の見直しも重要です。