インプラント後の食事はどうする?注意すべき期間と内容
インプラントとは人工の歯根を顎の骨に埋め込む手術を行い、その上に人工歯を装着することで歯の機能を回復する治療法です。
非常に高い耐久性と自然な噛み心地を得られる反面インプラントとは外科手術を伴う治療のため、術後の食事には注意が必要です。
とくに手術当日から数日は、刺激の少ない食事を心がける必要があります。
インプラントとは顎の骨とチタンがしっかり結合するまでの間、過度な咀嚼や硬い食べ物を避けることが大切です。
手術直後は麻酔が効いているため火傷や誤嚥を防ぐ意味でも、冷たく柔らかい流動食やゼリースープなどが適しています。
その後腫れや痛みが引くにつれて、おかゆや煮物など少しずつ食感のある食事に戻していくことが望ましいです。
インプラントとは手術から数か月を経て骨との結合が完成するオッセオインテグレーションが起こるため、それまでは左右の噛み合わせのバランスにも注意が必要です。
仮歯が入っている期間中は、粘着性のあるものや硬い食品を避けるのが基本です。
アルコールや香辛料の強い食品も、手術部位の刺激になるため控えたほうがよいでしょう。