インプラント手術の次の日はどう過ごす?痛みや食事の注意点とは
インプラント手術を受けた後、次の日の過ごし方によって治療の経過が大きく左右されることがあります。
インプラント手術では顎の骨に人工歯根を埋め込むという外科処置が行われるため、次の日はまだ手術部位に腫れや痛みが残ることが多いです。
こうした症状は体の自然な治癒反応の一部ですが無理をすると悪化することがあるため、術後24〜48時間は安静を心がける必要があります。
とくに激しい運動や長時間の外出は避け、体をしっかり休めることが大切です。
インプラントの次の日に食事をする際も注意が必要で硬いものや熱いもの、刺激物は控えるようにします。
術部に負担をかけないよう柔らかくて常温または少し冷たい食べ物を選び、反対側の歯で噛むようにしましょう。
飲酒や喫煙は血流に影響を与え傷の治りを遅らせる可能性があるため、最低でも手術後数日は避けることが望ましいです。
インプラントの次の日に出る軽度の痛みについては事前に処方された痛み止めを用いることで多くの場合はコントロールできますが、強い痛みや出血が続く場合はすぐに歯科医に相談することが必要です。