虫歯予防デーとは?6月4日の由来と意識したい予防習慣
「虫歯予防デーとは何か」と聞かれて、即答できる人は案外少ないかもしれません。
虫歯予防デーとは6月4日に毎年行われる歯科保健啓発のための日で、厚生労働省と日本歯科医師会によって設定されています。
この日付は「6(む)4(し)」の語呂合わせに由来しており、歯の健康に対する意識を高めることを目的でいると言えるでしょう。
虫歯予防デーとは単なる記念日ではなく子どもから大人までが歯と口腔の健康について考えるきっかけで、全国各地でさまざまなイベントや啓発活動が行われます。
歯科検診の無料実施歯磨き指導、紙芝居やポスター展示など地域や学校医療機関が連携して啓発に取り組んでいるのが特徴です。
虫歯予防デーを機に、ふだん見過ごしがちな予防習慣について見直すことが重要です。
たとえば1日2回以上の丁寧な歯磨き、フロスや歯間ブラシの使用砂糖の摂取を控えるなど基本的なケアが虫歯の発生を防ぎます。
定期的な歯科検診を受けることで、初期段階の虫歯を早期に発見しやすくなります。
歯に良いフッ素入り歯磨き粉の活用や噛む力を養うためのよく噛んで食べる習慣も、虫歯予防には有効です。