虫歯の初期はどんな状態?見逃さないためのセルフチェック
虫歯は初期段階で発見して治療することで、歯へのダメージを最小限に抑えることができます。
では、虫歯の初期とはどのような状態なのでしょうか。
一般的に、虫歯の初期段階では歯の表面に白く濁ったような斑点が現れます。
これはエナメル質が脱灰しているサインであり、まだ穴があいていない段階です。
そのため痛みはほとんどなく、自覚症状も乏しいのが特徴です。
しかしこの初期の虫歯を見逃すと、次第に進行しやがて歯に穴があいて本格的な治療が必要になります。
セルフチェックの際には、鏡を使って歯の色や表面の状態を観察することが有効です。
とくに奥歯や歯と歯の間に変色や白濁が見られる場合は、初期の虫歯の可能性があります。
冷たい飲み物を飲んだときに少ししみるような違和感がある場合も、進行しかけの虫歯があるかもしれません。
定期的な歯科検診を受けることで初期の虫歯を専門的に診断してもらうことができ、経過観察やフッ素塗布といった予防的処置を受けることで進行を食い止めることが可能です。
虫歯の初期段階は自己判断が難しいため、気になる症状があれば早めに歯科医院で確認してもらうことが大切です。