虫歯を放置するリスクとは?悪化する症状と治療費の変化
虫歯は初期の段階であれば比較的簡単な処置で済みますが、これを放置してしまうと大きなリスクを伴います。
虫歯を放置するとまずエナメル質の奥にある象牙質にまで進行し、冷たいものや甘いものがしみるようになります。
に放置を続けると虫歯は歯の神経にまで到達し、強い痛みや腫れが生じるようになるのです。
この段階になると神経を取る「根管治療」が必要になり、治療期間も長くなります。
根管治療後はクラウン(被せ物)を装着する必要があるため、費用も大きく増加します。
さらに虫歯を完全に放置した場合歯が崩壊して抜歯に至ることもあり、後はブリッジやインプラントといった補綴治療が必要になります。
これらは自由診療となることが多く、費用面で大な負担となるのです。
虫歯を放置した期間が長いほど口腔内全体に悪影響を及ぼし、他の歯への負担も増加します。
慢性的な炎症が続くと、全身の健康にも影響を与える可能性があるとされています。
虫歯を放置することは一時的に痛みを避けられるように見えても結果的に大きな痛みと費用負担を招くことになるため、早期の受診と治療が何よりも重要です。